まず私イシスは、この宇宙意識の叡智、一般に公表されることのないミステリアスな事象を担当する意識でございます。 その中には、皆さんの魂の誕生の秘密や、皆さんが輪廻転生と呼んでいるもの、あるいは言葉の持つ秘術(マントラ)などの働きを管理する力も含まれます。 私達がよく使う宇宙意識についても少しお話をさせていただきます。 この宇宙意識はこの地球のみならず太陽系やさらに大きな銀河系がともに共有している意識です。 意識という言葉を使うと、皆さんの場合は、「人間が持っている感情や価値観を伴った考え」ということを連想されるかもしれません。 もちろんそれも決して間違いではございませんが、宇宙意識は感情を持ちません。 その意識は、銀河系から地球、そして人間や、自然界に存在する動物や植物たちに共通している意思です。 「自分が存在する目的のために、生きていこうとする意思」がそうです。 地球で美しく咲いている植物たちは、自らを繁栄させていくために美しく咲き誇りその種を残します。 動物たちも同じように種を残し繁栄するとともに、多種よりも優位になるために進化します。 もちろん人間も、この地球で自らの種を繁栄させていくという存在目的は、ほかの植物や動物たちと変わりません。 しかしながら人間には、もう一つ大切な存在理由があります。それが「意識の成長」であり「魂の成長」と呼ばれるものです。 人間は自分の心や魂が持つ意識や特質を育て、その特質によって人間という種族のみならず、地球の意識の成長を助けてあげるという存在目的があるのではないかと思われます。 この目的が、人間にとって全体の宇宙意識と深くかかわってくるところです。 もちろん地球にもとても大きな存在目的が在ります。 この地球に存在する数えきれないほど多くの動植物や生命たちが安心して暮らせるように、その多くの生命達が自らの目的を果たせるように、安定した場所を提供するということです。 そうしてもう一つ、地球は星として進化しなければなりません。 星の進化というのは、星自体の高度な安定化とそこに生存する生命体の意識の進化が図れる環境を作り出すということです。 星の中には、まだ若くて地殻活動などが安定せず、生命が存在することができない星もあります。 またかつては生命が存在していたけれど、環境の変化などによって生命が存在できなくなった星もあります。 もちろん目には見えなくても、物理的な部分以外のところで生命が存在している星もあるようです。 これらの多くの星を有する銀河系の意識というのは、自らが成長するために、多くの星を生み出し続けるということです。 動物や植物が自分たちの種を繁栄させるために、そして種を成長さるために、子供を生み続けるということと基本は同じです。 もちろんスケールは全く違いますが、この銀河系も自分自身を成長させるために、新しい星を生み、その星の中からいくつかの星が、生命を宿す星となるのです。 そして生命を宿した星の中から、本の一握りの星が高度の意識を持つ生命を育てることができるのです。 銀河系の意識というのは、銀河系に中に幾つか存在する地球のような星を見守り、育てていくということにエネルギーを注いでいきます。 そのために、高度な意識を持った存在達が、その住んでいる惑星の意識と共鳴しあい、時として協力しながら、お互いを育てていく事をサポートします。 |
もちろん地球に対しても、宇宙の意識は同じようにサポートしてくださっているように思えます。 小さい幼子(人間)にたいして、母親(地球)が親身になって面倒を見、それを祖母(宇宙)が指導し助けてあげることと似ています。 私達が意識するしないにかかわらず、地球に生きる生命として、私達、地球の意識と深い部分でかかわって生きています。 私達の目的は、ただ子供をどんどん作って人間という種を繁栄させるだけでなく、高度な意識を持つ生命体へと進化していく目的を持っていますので、魂というパソコンでいう「データ―ベース」みたいなものを持ち、多くの人生の中で経験してきた知恵や学びを蓄積しながら、物質的にも精神的にも成長してきたのです。 それがイエスであり仏陀であるのです。 もちろんそれ以前にも多くの聖者、指導者、神官などと呼ばれる人たちが、宇宙意識からのメッセージを伝えてきました。 もしそのようなことがなければ、人間たちは争いにあけくれ、もうすでに滅びていたかもしれません。 ただし、宇宙意識の表現方法は時代によって大きく変わってきます。 以前はイエスやブッダなどのような啓示を受けた偉大な聖者たちによって、人間の意識は導かれてきました。 しかしながら現在では、そのような宗教が人間の意識進化にとって、重要な役目を果たさない場合も起こってきました。 この地球意識と銀河系の意識に触れることができる人は、そこに流れている意識をメッセージ等の様々な形で受け取ることができるのです。 |
そのメッセージは、今TAKESHIさんによって表現されているように言葉としてあらわれる場合もあります。 もちろん、言葉にならずに、なんとなく地球が大切、地球とつながっているように感じる、あるいは動物たちを大切にしなければならないというように漠然と感じることもあります。 理由はわからないけれど傷ついた子猫を助けてあげた、というように行動として表現されることもあります。 これらのことの多くは、あなたの意識とつながっている地球の意識、宇宙の意識から生まれてきたことであると私は思います。 TAKESHIさんの場合は、それらの意識に深く触れ、広範囲な宇宙意識の中から、皆さんにわかりやすいようにいくつもの要素(意識の1側面、1部分)を取出し、メッセージとして表現するとともに、その意識の働きをエネルギーとして構成していくのです。 そこに女神の名前やイメージが必用なのかどうかは、わかりません。 宇宙意識について正しい理解を持つ人にはおそらく必要ないでしょう。 あくまでもそのエネルギーやそこにある意識をイメージ化して、皆さんが受け取りやすくするための便宜的な方法です。 また女神やマスターの名前は、かつて、古い時代にその意識やエネルギーをこの地上にもたらすことに対して非常に貢献が在った存在の名前を使うこともあります。 今回の「天照大御神」のような場合がそうです。 古い時代に、多くの人間たちの心が失望と悲しみ、苦しみに明け暮れ、人間がその存在意義を見失いかけた時「天照大御神」と呼ばれる存在が現れました。 彼女は、この宇宙意識の中で、非常に大切な意識である「愛と喜び」のエネルギーを強く増幅し、苦しんでいる人に、言葉や癒しとともに与え、多くの人々を立ち直らせたという歴史がありました。 宇宙意識はそれと同じようなエネルギーとメッセージを、今の時代に再びこの地球上に表わそうと思っていす。 そのためにTAKESHIさんのもとに姿を現しました。 その時、犬の姿形をして現れても、TAKESHIさんは気づきませんので、自らを「天照」と語り、苦しんでいた咳の発作を瞬時に止めたり、特殊な感覚(光、熱感)を体験させ、そしてヴィジョンやメッセージを与えたのです。 そうすることでTAKESHIさんは、そこに「宇宙意識」の一つのエネルギー(要素)が、現れていると自覚しメッセージとアチューメントを作ります。 彼がアチューメントを作りメッセージを伝えるのは、そのエネルギーをこの地上で多くの人が共有し、多くの人の意識に影響を与えてより良い方向に、向き直させるためです。 もちろん何度でも言いますが、一つのアチューメントで構成されるエネルギーは、宇宙意識の1部分にしかほかなりません。 宇宙意識そのものはとても大きく広範囲にわたります。 人間がそのエネルギーのすべてを同時に受け取ることは困難です。 たとえて言えば、宇宙意識の「愛」という要素は、みなさんの心の中にも流れています。 TAKESHIさんは、宇宙意識の中からその「愛」のエネルギーを取出し、アチューメントにします。 アチューメントを受けた人は、アチューメントのエネルギーによって、自分の意識の奥深くにある「愛」というエネルギーの存在に気づき、そのエネルギーを活性化させることができるのです。 その時のエネルギーはTAKESHIさんのアチューメントでは「聖母マリア」として表現されます。 「聖母マリア」というイメージが持っているやさしく愛情深いイメージが、この「宇宙意識の愛」と非常に近い関係があるからです。 また、イエスを育て、多くの人の信仰の対象となった「聖母マリア」のエネルギーはまさにこの「宇宙意識の愛」から生み出されたものであるからです。 そのために、聖母マリアのアチューメントを行う時は、TAKESHIさんは自らの中にある「宇宙意識の愛」に深く触れ、「愛」を相手に伝えようとします。 その時に、その「愛」の中から、聖母マリアのイメージが起こり、相手に対して直接メッセージとエネルギーが送られます。 それは、相手の心の中にある苦しみや悲しみを癒し、解放するための一助となります。 ですから、それが、歴史上に存在した本物のマリアであるかないかという事よりも、皆さんの心の中にある「マリア的なイメージ」の働きといったほうが本当は正しいのです。 もちろんそのことを信じない人も多くいます。 しかしながら、今私たちはそのような方たちと争う時間も必要もないと考えています。 心と魂の中にある「宇宙の意識」に少しでも触れてくださる方。 私達とともに、この地球と地球に存在する生命のために少しでも、より良い意識とエネルギーを共有できる方と共に働きたいと思っております。 2012年10月26日 瀬戸 武志 |